
冷たい飲み物やアイスを口にしたときに、
「キーンとしみる」「一瞬ズキッとする」
そんな経験はありませんか?

歯がしみると、『むし歯かもしれない…』と心配になる方は多いと思います
一方で、むし歯ではなく知覚過敏が原因になっていることもあります
どちらも『しみる』という症状が出ることがあるため、ご自身では違いが分かりにくいものです
今回は、知覚過敏とむし歯の違い、気をつけたい症状、受診の目安について、分かりやすくご紹介します💡
❔知覚過敏ってどんなもの❔
知覚過敏は、冷たいものや甘いもの、歯ブラシの毛先、冷たい風などが触れたときに、歯に一瞬しみるような痛みが出る状態です
歯の表面は、普段はエナメル質という硬い層で守られています

ところが、歯ぐきが下がったり、歯の表面がすり減ったりすると、刺激を感じやすい部分(象牙質)が表に出てきて、しみる症状が出やすくなります
「ずっと痛い」というより、刺激が加わったときに一時的にしみることが多いのが、知覚過敏の特徴のひとつです💡
◉むし歯のしみ方との違い◉
むし歯でも、冷たいものがしみることがあります

そのため、「しみる=知覚過敏」とは限りません⚠️
大まかにいうと、知覚過敏は刺激があったときに一瞬しみやすいのに対して、むし歯は症状が続いたり、だんだん強くなったりすることがあるというところが違いです
また、むし歯では
といった症状が見られることもあります
ただし、実際には知覚過敏とむし歯の症状が似ていることも多く、見分けるのが難しい場合もあります
そのため、「しみるけれど様子を見ていればいいかな」と自己判断しないことが大切です
❔知覚過敏が起こりやすいのはどんなとき❔
知覚過敏は、次のようなことがきっかけで起こりやすくなります
特に、歯ぐきが下がると歯の根元が見えてきて、しみやすくなることがあります
また、酸の強い飲み物をだらだら飲む習慣も、歯の表面に負担をかけることがあります
「最近しみるようになってきた」という方は、毎日の歯磨きの仕方や飲み物の習慣を見直してみることも大切です💡
🌱こんな時は、むし歯の可能性も考えましょう🌱
しみる症状があるときに、次のようなことがある場合は、知覚過敏だけでなくむし歯の可能性も考えられます
このような症状があるときは、早めに歯科医院で確認しておくと安心です

むし歯ではなかったとしても、しみる原因を知ることで、今後のケアや治療につなげやすくなります✨
歯科医院ではどんなことを確認するの?
歯科医院では、しみる場所や症状の出方を確認しながら、
などを見ていきます
必要に応じてレントゲンを撮影して確認します
「しみる」という症状だけでは原因を決められないことも多いため、実際にお口の中を見て確認することが大切です💡
知覚過敏が原因であれば、症状を和らげるための処置や、毎日のケアの見直しで改善が期待できることがあります
むし歯が原因であれば、その状態に合わせた治療が必要になります
しみる症状は、早めの確認が安心につながります🌱
冷たいものがしみるとき、原因はひとつとは限りません
知覚過敏が原因なこともあれば、むし歯が関係していることもあります
特に、
「最近しみることが増えた」
「前よりも強くしみる」
「一瞬ではなく痛みが続く」
という場合は、そのままにせず一度確認しておくことをお勧めします
以前のブログ
『歯が『しみるだけ』と甘く見ないで❗️』 さくらデンタルクリニックブログ
も、歯のしみる症状について考えるきっかけとしておすすめです✨
また、
こちらのブログもあわせてご覧いただくと、知覚過敏が起こる仕組みや日常で気をつけたいことがより分かりやすくなります🌸
しみる症状が気になる方は、我慢せずお気軽にご相談ください
原因を確認して、今の状態にあった対応をしていくことが、お口の健康を守る第一歩になります✨
今回も最後までご覧いただきありがとうございました!
また次回のブログもお楽しみに♪
インスタグラムでも様々な情報を公開しております📷✨


さくらデンタルクリニック 院長
医療法人社団さくらデンタルクリニック 理事長
■専門領域
歯周病治療、インプラント治療
■略歴
岡山大学歯学部を卒業し、同大学口腔外科学第二講座にて臨床と研究に携わる。地域医療の現場で綾上歯科診療所院長として診療体制を整え、岡山大学で歯学博士を取得。医療法人社団綾上歯科診療所理事長として組織運営にあたり、のちにさくらデンタルクリニックを開設。JIADS講師として研鑽と教育に取り組み、東京歯科大学客員講師、東京医科歯科大学非常勤講師として学術ネットワークを広げる。現在、医療法人社団さくらデンタルクリニック理事長・院長として診療と後進育成に注力。
■資格、所属学会
日本歯周病学会 歯周病専門医・指導医、日本口腔インプラント学会 専門医・指導医,日本臨床歯周病学会 認定医・指導医 歯周インプラント認定医・指導医、AAP(アメリカ 歯周病学会)会員、日本歯科審美学会 会員、Osseointegration Study Club of Japan 副会長、TDSC(中四国JIADS)主宰 JIADS Study Club of Osaka、咬合療法研究会
■近年の主な著作・掲載
Journal of the American Dental Association(JADA)、日本歯科評論、日本口腔インプラント学会誌、The JOURNAL of JIADS CLUB 掲載、『OJのスペシャリストたちがおくるインプラント基本のき』ほか。
■患者様へのメッセージ
一人ひとりの口腔内と生活背景をもとに、最良の治療選択を患者さんと相談したうえで決定する方針です。利点・欠点や治療後の見通し,費用など丁寧に説明し、納得のうえで治療を進める体制にしています。歯周病治療・インプラント治療・矯正・審美歯科治療を総合し、機能性と審美性の両立を図るために包括的な治療をおこなっています。難度の高い症例にも対応できる経験を備え、歯科用CTやかマイクロスコープ,各種デジタル機器などの設備を活用した精密な治療を実践しています長期に安定し,できるだけ再治療が少ない治療計画を立案し、治療後はメインテナンスをしっかり行うことに重点をおいています。安全性を軸に、高品質な材料と適切な術式を選択し、安心して通院できる環境づくりに努めています。