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お子様の”食べる姿勢”がお口に関係する?

 

みなさんこんにちは✨

 

最近、急に気温があがりましたね!

梅雨入りしているところもありますが、岡山もそろそろでしょうか

ジメジメして気分も憂鬱になりますよね

雨の日でも窓を開けて換気をしましょう💡

また、扇風機やエアコンの除湿でジメジメ対策をしましょう!

 

今回は、お子様の食べる姿勢と口腔内環境の関係性についてお話ししていきます

 


 

「食べるときにクチャクチャ音を立てて食べている」

「ご飯を食べるのが遅い」

「しっかりと噛まずに飲み込んでしまっている」

育児でこのようなお悩みはございませんか?

 

《食べる機能》とは、成長するにつれ自然に育っていくものではなく、段階を踏んで育っていくものなのです

 

ヒトの食べる機能は、基本的に食べることで発達します

赤ちゃんのころは液体しか摂取できないお口が、離乳しポタージュ状のものを食べられるようになり、さらに舌や歯茎でバナナや豆腐などをすりつぶせるようになります

また歯が生えてくると、手づかみでお肉やお魚なども食べられるようになります

このように段階を踏んで、食べる機能が育っていきます

 

しかし、この段階がうまくいかないと悩んでいる親御さんたちが近年増えてきているようです

 

では、本題の”食べる姿勢”についてお話ししていきます

 

姿勢と何が関係あるの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

食べる姿勢が食べにくさ、食べやすさに直接関係します

また、お口の動きや舌の動き、安全な飲み込みにも関係します

 

上記のイラストが正しい例でポイントは4つあります

 

①あごを上げない

飲み込む際にあごが上がっていると、食べ物が気管に入りやすくなります

これは大人になり、高齢になってお口の機能が弱まってきた場合、誤嚥や窒息のリスクになります

正しい食べ方を身につけておくことで、将来的にも役立つことになります

 

②膝、ひじの角度が90°くらい(机、椅子の高さが体に合っている)

食べることは、手と目と口の協同運動です

机の高さが合っていないと、手を動かしにくいので食べづらく、またせっかくの美味しい料理が見えていないこともあります

クッションなどを活用してみるのも良いでしょう

 

③背もたれに寄りかからない(背筋が伸びている)

猫背で体が前に傾いている時と、真っ直ぐ伸ばした状態とでは食べやすさが全く違います

背筋が伸びた状態では、体幹が安定するのでお口周りの筋肉やあごをリズミカルに動かしやすくなり、理想的なお口の動かし方ができます

 

④足の裏が床についている

こちらも、足の裏が床についているのとついていないのとでは、飲み込みやすさが全く違います

飲み込むときは、1度息が止まり気管が塞がって食道が開きます

一瞬緊張状態になるため、踏ん張れた方が飲み込みやすいです

足がつかない場合は、台を置いてみるようにしましょう💡

 

正しい姿勢とは、よく噛めて安全に飲み込める姿勢です

食べやすく、飲み込みやすいほか、お口の筋肉を動かしやすい姿勢なのでお子様の食べる機能が自然と育っていきます

また、食べる機能が育つだけでなく、お口の筋肉をしっかりと動かして食べることで、お顔や顎の成長発達につながり、また舌や頬を動かす力や唇を閉じる力がついていきます

これは、将来の歯並びやお口ポカンの防止にも影響します

 

実は、正しい姿勢は大人である私たちにも大切なことです

よく噛めることで唾液の分泌が増え、食事が美味しく感じるようになります

食べ物は唾液が混ざることで味が感じられます

噛んでいるうちに食べ物の味物質が唾液と混ざり、舌の味蕾(みらい)にある味細胞(みさいぼう)に届いて味を感じることができるのです

 

唾液の働きについて、詳しく知りたい方はこちらのブログもご参考ください

唾液の働き さくらデンタルクリニックブログ

 

食事を美味しく感じるということは、心が豊かになり、食べる意欲を引き出すことにもつながります

参考文献:『nico 2022年4月号』,クインテッセンス出版株式会社,10-17ページ


 

正しい姿勢は、今日からでもすぐに実践できることです

一度ご自身やお子様の姿勢を見直して、正しい姿勢を身につけましょう✨

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました

また、次回のブログもお楽しみに🌱

 

治療等で気になることやご質問等、いつでも承っております

気軽にご連絡ください

tel:086-214-5607

 

fin.

監修者情報

さくらデンタルクリニック 院長
医療法人社団さくらデンタルクリニック 理事長

岩田 光弘 Mitsuhiro Iwata / DDS PhD

■専門領域
歯周病治療、インプラント治療

■略歴
岡山大学歯学部を卒業し、同大学口腔外科学第二講座にて臨床と研究に携わる。地域医療の現場で綾上歯科診療所院長として診療体制を整え、岡山大学で歯学博士を取得。医療法人社団綾上歯科診療所理事長として組織運営にあたり、のちにさくらデンタルクリニックを開設。JIADS講師として研鑽と教育に取り組み、東京歯科大学客員講師、東京医科歯科大学非常勤講師として学術ネットワークを広げる。現在、医療法人社団さくらデンタルクリニック理事長・院長として診療と後進育成に注力。

■資格、所属学会
日本歯周病学会 歯周病専門医・指導医、日本口腔インプラント学会 専門医・指導医,日本臨床歯周病学会 認定医・指導医 歯周インプラント認定医・指導医、AAP(アメリカ 歯周病学会)会員、日本歯科審美学会 会員、Osseointegration Study Club of Japan副会長、TDSC(中四国JIADS)主宰 JIADS Study Club of Osaka、咬合療法研究会

■近年の主な著作・掲載
Journal of the American Dental Association(JADA)、日本歯科評論、日本口腔インプラント学会誌、The JOURNAL of JIADS CLUB 掲載、『OJのスペシャリストたちがおくるインプラント基本のき』ほか。

■患者様へのメッセージ
一人ひとりの口腔内と生活背景をもとに、最良の治療選択を患者さんと相談したうえで決定する方針です。利点・欠点や治療後の見通し,費用など丁寧に説明し、納得のうえで治療を進める体制にしています。歯周病治療・インプラント治療・矯正・審美歯科治療を総合し、機能性と審美性の両立を図るために包括的な治療をおこなっています。難度の高い症例にも対応できる経験を備え、歯科用CTやかマイクロスコープ,各種デジタル機器などの設備を活用した精密な治療を実践しています長期に安定し,できるだけ再治療が少ない治療計画を立案し、治療後はメインテナンスをしっかり行うことに重点をおいています。安全性を軸に、高品質な材料と適切な術式を選択し、安心して通院できる環境づくりに努めています。

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