みなさん、明けましておめでとうございます🎍
今年もどうぞよろしくお願い致します!
年明け早々、オミクロン株が流行りだしましたね…
みなさんご無事でしょうか?
またまた蔓延防止で行動に制限はありますが、
ストレスを溜め込み過ぎないように気をつけましょう⚠️
さて、今回は予防歯科についてお話ししていきます!
みなさんはどんな時に歯医者に行きますか?
また、歯医者にどんなイメージを持っていますか?
「痛い」
「怖い」
こういったマイナスのイメージを持っておられる方がほとんどだと思います
なぜなら、日本では痛くなってから歯医者に行くという方が多いからです
海外では痛くなくても受診する定期検診の文化が根付いています
これにより、海外と日本とでは高齢になった時に残っている歯の本数にかなりの差があります
❓予防歯科とは❓
むし歯や歯周病になってからの治療ではなく、なる前の予防を大切にすることです
歯とお口の健康を守るため、歯科医院などでの「プロフェッショナルケア」と、歯科医や歯科衛生士の指導に基づいた毎日の「セルフケア」の両方で実践することができます
そのためにも、定期的な歯科医院での健診が大切になります
【プロフェッショナルケア】
歯並びやむし歯菌など、お口の状態は一人ひとり異なります
歯科医や歯科衛生士に自分に合ったブラッシング指導やフッ素塗布などの専門的なケアをしてもらいましょう
磨き残しがないかなどのチェックのために、歯科医院で定期健診を受けることが望ましいです
定期健診ではどんなことをするのかをまとめてみました
・口腔内検査
歯や歯茎の状態のチェックやお口の中の細菌数の計測など
・ブラッシング指導
一人ひとりに合わせたセルフケアの指導
・スケーリング
スケーラーという器具を使った歯石の除去
・PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)
普段のセルフケアでは落とせない歯垢(プラーク)などを、専用機器で機械的に取り除く歯の清掃
・フッ素塗布
高濃度のフッ素を歯に塗布するむし歯予防
基本的にこのようなことを行います
時間は30分から1時間程度です
【セルフケア】
適切な歯ブラシを使用して、毎日(できれば毎食後)隅々まで綺麗に磨きましょう
日本ではデンタルフロスや歯間ブラシを使用する方が少ない傾向にあります
ブラッシングだけでは歯と歯の間の歯垢を落とすことは難しいです
しっかりと磨いているつもりでも、実は磨き残しがあります
フロスなどの清掃補助器具も積極的に活用して歯垢を取り除き、歯石を予防しましょう💡
◉日本と海外の違い◉
ここで、日本と海外の予防歯科への認識の違いを比較していきます
先ほどお話ししたように、日本はまだ「予防歯科」という概念が広がっていません
そのため、痛みなど症状が出てから歯医者に行く方が多く、症状の進行状況によっては最悪の場合歯を失うということもあります
世界で一番予防が進んでいるスウェーデンでは、歯科の定期健診受診率は大人で80〜90%、子供はなんと100%です
アメリカでも70%と、高い受診率です
それに対し日本の定期健診受診率はたったの約6%と言われています
この差は将来の自分の歯の本数にも比例してきます
〈スウェーデンと日本の年代別現存歯数の平均〉
年齢 🇸🇪スウェーデン 🇯🇵日本
60歳 25.0本 22.8本
70歳 22.5本 21.1本
80歳 21.1本 13.o本
この差は大きいですよね
また、歯を失うことによって入れ歯やインプラントの治療をせざるを得なくなり、その分コストや時間もかかります
食べたいものも食べられなくなり、身体の健康にも影響していきます
さくらデンタルクリニックでは、予防歯科を推奨しています🦷
みなさんの歯を出来るだけ多く残すために、一人ひとりに合った治療法を行います
将来自分が困らないためにも、定期的に健診を受けましょう✨
気になることがあればいつでもご相談くださいね
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
また、次回のブログもお楽しみに
end.