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歯科でのX線の被ばく量について

 

みなさんこんにちは!

 

3月になり、かなり気候も落ち着いてきました

桜もちらほら見られるようになりましたね🌸

コロナに気をつけながら今の季節を楽しみましょう✨

 

今回は、歯科でのX線の被ばく量についてお話ししていきます💡

 


 

レントゲン撮影やCTスキャンは、歯科では欠かせない検査となります

この検査をすることによって、外からでは見つけられないむし歯や、骨の状態、歯の根っこの炎症など、様々な情報を得ることができます

しかし、1日に何枚ものレントゲン撮影をするのは放射線や被ばく量が心配ですよね

実際に目に見えないものですから余計に不安に思われると思います

不安を解くためにも、まずは放射線について知っていきましょう💡

 

放射線と放射能について

自然界には、様々な放射線が存在します

実は私たちは、知らず知らずのうちに日常生活で放射線を浴びています

また、私たち自身の体の中にも放射性物質が存在しており、それらからも放射線が出ています

 

ところで皆さん、放射能と放射線の違いって知ってますか?

放射線とは…

科学的に言うと、高いエネルギーを持ち高速で飛ぶ粒子(粒子線)と、高いエネルギーを持つ短い波長の電波線の総称です

ものを突き抜ける能力を持っていますが、種類によってはこれを止めることもできます

放射線物質とは…

放射線を出すものをいいます

放射能とは…

放射線を出す能力のことをいいます

また、放射線の中には種類があります

①アルファ線

原子核から放出される粒子(陽子2個・中性子2個からなるヘリウムの原子核)で、アルファ粒子ともいいます

アルファ線は紙1枚でさえぎることができます

②ベータ線

原子核から放出される電子で、ベータ粒子ともいいます

ベータ線はアルミニウムなどの金属板でさえぎることができます

③ガンマ線やエックス線

ガンマ線は不安定な状態にある原子核が、より安定な状態に移る時に発生する電磁波です

エックス線はガンマ線と発生源が異なり、原子から発生する電磁波です

どちらも鉛でさえぎることができます

④中性子線

中性子は原子核を構成する粒子の一つで、中性子線とは中性子の流れをいいます

中性子線は水・コンクリートのように、水素をたくさん含む物質で遮ることができます

 

これらの放射線は、私たちの日常生活にどう関わってくるのでしょうか

宇宙や大地、食物から放出されている自然放射線、医療で診療などに使われるレントゲン撮影やCT検査などのエックス線、また核分裂のエネルギーを取り出す原子力発電所生まれる放射線を人工放射線に大きく分けられます

【自然放射線】

自然界からの放射線をいいます

今、一人が1年間に自然放射線を受けている量は、世界平均で2.4ミリシーベルトと言われています

【人工放射線】

放射線の種類や性質は自然放射線と変わりなく、人体への影響も自然放射線と変わりません

医療によって受ける人工放射線の量は、胸部のレントゲン撮影は0.06ミリシーベルト、胃のレントゲン撮影は3.0ミリシーベルト程度となっています

当院でのレントゲン撮影は0.001ミリシーベルト、またCTスキャンは0.07ミリシーベルト程度となっています

また、撮影時には放射線防護用エプロンの着用をお願いしていますので、被ばく量はさらに低いものとなります

 

受けた放射線が少量の場合は、遺伝子(DNA)がもつ修復機能で回復しますが、一度に多量の放射線を受けるといろいろな症状が現れます

例えば、被ばく線量が約500ミリシーベルトを超えると白血球の減少が見られ、約1,000ミリシーベルト以上になると自覚症状が現れます

そして、約4,000ミリシーベルトを全身に浴びると、被ばくした半数の人たちが骨髄障害で最悪の場合死に至ります

 

そこで、できるだけ被ばく量を下げるために、職業として放射線を扱う人は1年間で約50ミリシーベルト以下、5年間で約100ミリシーベルト以下、一般の人は1年間で約1ミリシーベルト以下と線量限度が法律で定められています

 


 

少し難しいお話になりましたが、歯科でのレントゲン撮影がいかに安全なものであるか知っていただけたと思います

それでも、「レントゲンは嫌だ」と言う方は遠慮なくスタッフにお申し付けください

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました

また次回のブログもお楽しみに✨

 

end.

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