
みなさんこんにちは✨
9月に入りだんだん秋を感じられるようになってきましたね🍁
最近は少し肌寒く感じますが、体調等いかがでしょうか?
季節の変わり目にはご注意ください⚠️
さて、今回のお題は『唾液』です
みなさんの生活に深く関係する唾液の働きについて、お話しさせていただきます
◎唾液とは◎
唾液は、主に耳下腺、顎下腺、舌下腺と言った、3つの大きな唾液腺から、1日に1,000〜1,500mlほど分泌されます

水分平衡
呼吸や会話で、口内は常に乾燥の危機にさらされます
乾燥すると細菌が繁殖しやすくなったり、感染や刺激を受けやすくなったりするため、ある程度の潤いが必要です
唾液の分泌は口内の水分量を調節する役割もあり、これを水分平衡と呼びます
唾液に含まれる炭酸・重炭酸・リン酸などの成分は、口内のpHバランスが酸性・アルカリ性のどちらかに傾かないよう、調節してくれます
細菌は口内の食べカスなどをエサにしますが、分解時に有毒ガスや酸を発生させ、脱灰を起こし、虫歯の初期症状にもなってしまいます
しかし唾液が口内のpHバランスを整えることで、歯の脱灰を防いでいます
唾液が歯や口内粘膜を覆うことで、細菌による刺激や感染、歯の摩耗・脱灰(歯のエナメル質の溶解)を防いでくれます
また、潤いによって舌や喉の動きがなめらかになり、食事や会話がスムーズになります
1日1,000ml以上も分泌される唾液は、口内細菌や食べ物のカスを洗い流す役割も担っています
これを自浄作用や洗浄作用と呼び、とくに食事中の咀嚼行為によって活発に行われるはたらきです
唾液中に含まれる消化酵素アミラーゼは、デンプンと反応して麦芽糖へ分解します
咀嚼によって食べ物と混ざり、消化を助けています
リゾチーム、ペルオキシダーゼ、免疫グロブリン、ラクトフェリンなどを含む唾液は、口内に侵入した細菌の活動を抑えています
自浄作用とともに細菌の繁殖を阻害する重要なはたらきです
上皮成長因子と神経成長因子が含まれる唾液は、組織修復による傷の治癒を促してくれます
「ケガをしたときにツバをつけておけば治る」という考えは、この組織修復のはたらきによるものです
カルシウムイオン、リン酸イオン、フッ素イオンを含む唾液は、食事によって一時的な脱灰状態となった歯のエナメル質の再石灰化を促してくれます
正常な再石灰化が起こることで、脱灰状態の進行を防ぎ、虫歯リスクを軽減しています
上記のようなはたらきをはじめ、唾液中に含まれる成分が、口内や全身の健康をサポートしています
⚠️唾液の分泌量が減ると…⚠️
唾液の分泌は、ストレスなどの様々な理由で減少します
そして十分な唾液の分泌がなければ、口内が乾燥するため、細菌が繁殖しやすくなります
細菌が繁殖すれば口臭や虫歯リスクが高まる他、体内にも侵入しやすくなり、風邪など全身の病気につながりかねません
たとえば、このような原因で唾液の分泌は年齢問わず減少します
適切な口腔ケアはもちろん、唾液を分泌させるための必要な刺激や水分を意識して、正常な唾液の分泌を維持しましょう!
✳︎唾液を増やすために✳︎
日常生活の中でできる工夫を意識して行うことで、唾液の分泌を正常化させましょう

唾液には、口内の傷や歯の脱灰を修復したり、あらゆる病原菌の侵入・感染を防いだりする重要な役割を担うための、多くの成分が含まれています
健康な体作りを目指すには、唾液の分泌量も意識することが重要です
私たちが普段何気なく生活している中で、唾液はこれほどの働きをしています
唾液の分泌量は個人差があり、多い方もいれば少ない方もいます
今回のブログで、みなさんの健康をお助けできれば幸いです🍀
最後まで見てくださりありがとうございました!
何かございましたら気軽にご連絡ください✨
また次回のブログもお楽しみに🎈
end.

さくらデンタルクリニック 院長
医療法人社団さくらデンタルクリニック 理事長
■専門領域
歯周病治療、インプラント治療
■略歴
岡山大学歯学部を卒業し、同大学口腔外科学第二講座にて臨床と研究に携わる。地域医療の現場で綾上歯科診療所院長として診療体制を整え、岡山大学で歯学博士を取得。医療法人社団綾上歯科診療所理事長として組織運営にあたり、のちにさくらデンタルクリニックを開設。JIADS講師として研鑽と教育に取り組み、東京歯科大学客員講師、東京医科歯科大学非常勤講師として学術ネットワークを広げる。現在、医療法人社団さくらデンタルクリニック理事長・院長として診療と後進育成に注力。
■資格、所属学会
日本歯周病学会 歯周病専門医・指導医、日本口腔インプラント学会 専門医・指導医,日本臨床歯周病学会 認定医・指導医 歯周インプラント認定医・指導医、AAP(アメリカ 歯周病学会)会員、日本歯科審美学会 会員、Osseointegration Study Club of Japan副会長、TDSC(中四国JIADS)主宰 JIADS Study Club of Osaka、咬合療法研究会
■近年の主な著作・掲載
Journal of the American Dental Association(JADA)、日本歯科評論、日本口腔インプラント学会誌、The JOURNAL of JIADS CLUB 掲載、『OJのスペシャリストたちがおくるインプラント基本のき』ほか。
■患者様へのメッセージ
一人ひとりの口腔内と生活背景をもとに、最良の治療選択を患者さんと相談したうえで決定する方針です。利点・欠点や治療後の見通し,費用など丁寧に説明し、納得のうえで治療を進める体制にしています。歯周病治療・インプラント治療・矯正・審美歯科治療を総合し、機能性と審美性の両立を図るために包括的な治療をおこなっています。難度の高い症例にも対応できる経験を備え、歯科用CTやかマイクロスコープ,各種デジタル機器などの設備を活用した精密な治療を実践しています長期に安定し,できるだけ再治療が少ない治療計画を立案し、治療後はメインテナンスをしっかり行うことに重点をおいています。安全性を軸に、高品質な材料と適切な術式を選択し、安心して通院できる環境づくりに努めています。