
皆さんこんにちは!
ジメジメして蒸し暑い時期がきましたね🌀
梅雨明けももうすぐだそうなので、
一緒に乗り越えていきましょう✨
皆さんは『口腔機能低下症』ってご存知ですか??
あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、実はとても身近なものなんです!
前回のブログではお子様の『口腔機能不全症』についてお話ししました
“お口ぽかん”が将来に影響する!?『口腔機能発達不全症』の原因と今すぐできる予防法
今回は、ご年配の方が対象の『口腔機能低下症』についてお話ししていきます💡
❔口腔機能低下症とは❔
加齢だけでなく、疾患や障害など様々な要因によって
お口の機能が複合的に低下している疾患のことを言います
これを放置しておくと、咀嚼障害や摂食嚥下障害などのお口の機能障害を引き起こし、
また、低栄養やフレイル、サルコペニアを進展させるなどの全身の健康に影響します
❔『フレイル』『サルコペニア』って何❔
フレイルとは、健康な状態と要介護状態の中間の段階の状態であり、
予備能力低下により身体機能障害に陥りやすい状態のことの総称です
サルコペニアとは、加齢による筋肉量の減少および筋力の低下のことを指します
歩く、立ち上がるなどの日常生活の基本的な動作に影響が生じ、
転倒しやすくなったり、その結果寝たきりや、介護が必要になったりします
◎口腔機能低下症の症状◎
口腔機能低下症の症状は様々で、
『お口の中の衛生状態が悪くなる』(口腔衛生状態不良)
『お口の中が乾燥する』(口腔乾燥)
『噛む力が弱くなる』(咬合力低下)
『滑舌が悪くなった』・『食べこぼしをするようになった』(舌口唇運動機能低下)
『柔らかいものばかり食べるようになった』(低舌圧)
『食べ物を噛んだり飲み込んだりしづらくなった』(咀嚼機能低下)
『お口の中のものを上手に飲み込めなくなった』(嚥下機能低下)
などが挙げられます
初期症状は、
『滑舌が以前よりも低下した』『わずかなむせがある』
『食べこぼしをよくする』『噛めない食べ物が多くなってきた』等、
日常生活で見られることがほとんどです

◉口腔機能低下症の原因◉
症状と同じく原因も様々ですが、
主な原因は『加齢に伴う口腔機能の低下』と言われています
年齢を重ねると、お口の中の『感覚』や『咀嚼』『飲み込み』、
『唾液の分泌』などが徐々に低下していきます
これらひとつひとつの機能の低下が口腔機能低下症の症状を引き起こしていきます
その他にも疾患や障害、服用しているお薬の副作用など、
さまざまな要因が複合的に影響してきます
これらの症状を放置して口腔機能低下症がさらに進んでしまうと、
お食事をすることが困難になったり、
体にうまく栄養が行き渡らず、筋肉の衰えなど全身の健康に支障をきたす恐れがあります
特にご高齢の方は要介護状態につながることがあります
少しでも気になること等ございましたら、歯科医院を受診することをお勧めします❕
現在症状が出ていない方も、
65歳を過ぎたら定期的な検査をして早めにケアをしましょう💡
💡今すぐできる対策法について💡
①歯科医院を定期的に受診する
定期的にプロのクリーニング、お口の状態をチェックすることで、
口腔機能低下症の早期発見につながり、口腔機能検査及び訓練に取り組めます
(検査・訓練内容については後日ブログにてお話しします)
義歯の不適合は、口腔機能低下の原因となりかねます
義歯の調整も適宜させていただいておりますのでご相談ください✨

②唾液線マッサージをする
唾液腺を刺激することで唾液の分泌を促し、
誤嚥予防だけでなく口腔内の自浄作用や乾燥の予防にも効果が期待できます❕
唾液をお口の中に出す場所(唾液腺)は多くありますが、
その中でも主なものが3つあります
それが耳下腺、顎下腺、舌下腺と言われるものです
これは、3大唾液腺と言われており、これらに対してアプローチしていきます

力を入れて痛くしないよう気を付けましょう💡
しかし、優しすぎて刺激がなさすぎるのも困ります
顎下腺、舌下腺は下顎の内側を親指で刺激するように押さえていきます
自分でやるとわかりますが、
顎下腺、舌下腺の刺激はかなり強く感じるので優しく行いましょう
50代では48%、
60代は60%以上が口腔機能低下症に該当しているという調査報告があります
(令和3年10月1日現在)
↑ こちらのサイトに詳しい情報が記載されております ↑
つまり、50代の2人に1人が口腔機能低下症といっても過言ではありません
定期的に歯科医院を受診して、予防に努めましょう🦷
今回も最後までご覧いただきありがとうございました❕
また次回のブログもお楽しみに🌱
お口のことでお困りなことや気になることなどございましたら
いつでも気軽にご相談くださいね✨
インスタグラムでも様々な情報を公開しております📷✨


さくらデンタルクリニック 院長
医療法人社団さくらデンタルクリニック 理事長
■専門領域
歯周病治療、インプラント治療
■略歴
岡山大学歯学部を卒業し、同大学口腔外科学第二講座にて臨床と研究に携わる。地域医療の現場で綾上歯科診療所院長として診療体制を整え、岡山大学で歯学博士を取得。医療法人社団綾上歯科診療所理事長として組織運営にあたり、のちにさくらデンタルクリニックを開設。JIADS講師として研鑽と教育に取り組み、東京歯科大学客員講師、東京医科歯科大学非常勤講師として学術ネットワークを広げる。現在、医療法人社団さくらデンタルクリニック理事長・院長として診療と後進育成に注力。
■資格、所属学会
日本歯周病学会 歯周病専門医・指導医、日本口腔インプラント学会 専門医・指導医,日本臨床歯周病学会 認定医・指導医 歯周インプラント認定医・指導医、AAP(アメリカ 歯周病学会)会員、日本歯科審美学会 会員、Osseointegration Study Club of Japan副会長、TDSC(中四国JIADS)主宰 JIADS Study Club of Osaka、咬合療法研究会
■近年の主な著作・掲載
Journal of the American Dental Association(JADA)、日本歯科評論、日本口腔インプラント学会誌、The JOURNAL of JIADS CLUB 掲載、『OJのスペシャリストたちがおくるインプラント基本のき』ほか。
■患者様へのメッセージ
一人ひとりの口腔内と生活背景をもとに、最良の治療選択を患者さんと相談したうえで決定する方針です。利点・欠点や治療後の見通し,費用など丁寧に説明し、納得のうえで治療を進める体制にしています。歯周病治療・インプラント治療・矯正・審美歯科治療を総合し、機能性と審美性の両立を図るために包括的な治療をおこなっています。難度の高い症例にも対応できる経験を備え、歯科用CTやかマイクロスコープ,各種デジタル機器などの設備を活用した精密な治療を実践しています長期に安定し,できるだけ再治療が少ない治療計画を立案し、治療後はメインテナンスをしっかり行うことに重点をおいています。安全性を軸に、高品質な材料と適切な術式を選択し、安心して通院できる環境づくりに努めています。