皆さんこんにちは☺️
11月に入り、秋の訪れを感じる時期となりました
みなさま元気でお過ごしでしょうか🍂
親知らず・・・簡単に説明すると
親知らずは歯の一番奥に生える永久歯です🦷
『智歯』や『第三大臼歯』とも呼ばれています
先天的に生えない人、
生えていても傾斜していて歯ぐきの下の方に隠れたままの人もいます🦷
↑右の一番奥にある歯が親知らずです
上は下向きで埋まった状態で、下の歯は横向きで埋まっています💡
親知らずはとても磨きにくい場所にあります
真っ直ぐ正常な向きで生えていても、ブラッシングはとても難しいです
更に、現代人の骨格は顎が狭く、小さくなっており
親知らずが埋もれて生えている(半埋伏)、
傾いて生えているケースが多いです
そうすると更にブラッシングが難しくなります
そのため、
①むし歯の原因
傾いて生えてしまうと磨きにくく、手前の歯(第二大臼歯)と
ぶつかったところがむし歯になりやすい
第二大臼歯は、第一大臼歯と並んで咀嚼のかなめとなる歯です
この歯を失ってしまうと、咀嚼機能への影響が大きいです😱
↑右下の一番奥の歯が親知らずですが、手前の歯にある黒い影がむし歯です
②歯茎の炎症の原因
上手く磨けないことで汚れや細菌が溜まり、歯茎が炎症をおこします
③隣の歯の根を失う
ごく稀に、横に倒れて生えた親知らずが
第二大臼歯の根にぶつかって
根の部分的な喪失(吸収)を起こしてしまいます
根がなくなってしまった歯は、残すことが不可能です💦
自覚症状がないことがほとんどで、顎の骨の中で起きているので
レントゲンを撮って初めてわかります
親知らずが関係して起こる炎症を『智歯周囲炎』といいます
たかが炎症!
と、思うかもしれませんが、
親知らずは顎の骨の深い部分にあり、咀嚼筋や咽頭部へも近いため
細菌感染が顔面、首に広がる可能性があります😫
ここに炎症が広がると呼吸困難などを起こすこともあります
また炎症を繰り返すうちに、顎の骨に炎症が広がり
骨髄炎になってしまうことがあります。
※骨髄炎・・・骨の細菌感染のことで、創部から膿が出て、
骨が腐ってしまう可能性があります
このように様々な面で悪影響があるので、
今は痛みや異常がなくても
将来的に親知らずが悪さをする可能性を考えて
抜歯を提案させていただくこともあります💬
ここまで親知らずを抜く前提でお話ししてきましたが、
・抜きたくない!
・今のところ抜かなくても問題ないので残しておきたい!
という方は親知らずをどう管理していけばいいのか??
そういう方には、『ワンタフトブラシ』
こちらの歯ブラシの使用をお勧めします💡
この歯ブラシは先が細く、小さい作りなので、
通常の歯ブラシでは届きにくい奥の方にもしっかりと届きます✨
他にも、通常の歯ブラシでもヘッドの部分が小さい物や、
先が尖った形の物など、様々なものがあります!
患者様それぞれに合った物を提案させていただきますので、ご相談ください☺️!
このように親知らずがもたらす影響はさまざまです
当院では口腔内をしっかり分析し
患者様それぞれに合った処置を行います🦷
他にも、気になることがあればいつでもスタッフにお尋ねください♪
今回も最後までご覧いただきありがとうございました!
また、次回のブログもお楽しみに♪
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